i3NEWS
2026.05.11
2026年2月25日(水)、第4週水曜日の定期セミナー「セールスメソッド講義 〜総集編〜」が開催されました 。 今回の講義は、i3 business academyの三輪創琉氏と前田啓希氏が講師を務め、営業の本質から具体的なテクニックまでを網羅する総集編として進行されました 。
はじめに、「営業とは何か?」という根本的な問いに対し、それは単なる物の売り買いではなく「相手の心を動かすこと」であると定義されました 。 顧客の感情や価値観を掴み、相手を深く理解することが重要であり、日頃から人や世の中の事象に興味を持って知識を蓄えておくことが、営業の土台になると語られました 。
今回の講義は、事前準備からクロージングまで、営業の全プロセスを以下の8つのステップに分けて解説されました 。
前半では、成果を左右する「事前準備」と「第一印象(フロント)」の重要性が説かれました。 準備においては「目的・ターゲット・商品理解・知識・メラビアンの法則」の5項目が必須であり、特にお客様視点で「WHO・WHAT・HOW」を整理することの必要性が示されました 。 また、フロントにおいては「メラビアンの法則」を用い、視覚や聴覚情報から「親身になってくれている」「一目置ける存在だ」と相手に思わせる演出や、価値観の差を示すことで自分の話が入る状態を作ることが重要であると共有されました 。
後半では、信頼関係を築く「ラポール」と、営業の成否を分ける「ヒアリング」について深掘りが行われました。 ラポールにおいては相手の理解者になり共感すること、ヒアリングにおいては単にニーズを聞き出すのではなく「ニーズを作り出す」ことが本質であり、仮説を立てて検証する「イメージ力」が求められると強調されました 。 最後に、セールスは課題解決のための提案であり、クロージングでは「貴重性・権威性・社会的証明」といった行動心理を活用して背中を押す手法が伝えられました 。

(講義を進める三輪氏と前田氏)
グループワークを通して、受講生からは以下のような感想が寄せられました。 「営業は点ではなく、準備からクロージングまでが一本の線で繋がっているという言葉が心に残りました。」 「ヒアリングがニーズを聞くのではなく『作る』ものだと知り、日頃の準備と仮説立ての重要性を痛感しました。」 「メラビアンの法則を意識して、自分の人間性や印象をどう売るかをもっと工夫していきたいです。」
最後に、三輪氏と前田氏から受講生に向けて次のようなメッセージが送られました。 「営業力とは、一つ一つの項目の本質を理解し、その繋がりを意識した先に身に付くものです 。 相手の理解者となり、心から理想の実現をサポートする姿勢を忘れないでください。 自分が何のためにこの仕事をしているのかという目的を明確にし、変化を恐れず挑戦し続けることで、自らの理想像を現実のものにしていきましょう 。」