i3NEWS
2026.05.28
2026年5月27日、第3週水曜日の定期セミナー「セールスメソッド講義」が開催されました。
今回のテーマは、『フロント』です。
講義は、i3 business academyの講師である三輪創琉氏が進行し、受講生同士のグループワークも交えながら実施されました。
講義の冒頭では、「フロントとは何か?」というテーマからスタートしました。三輪氏は、フロントとは単に相手の興味を引くためのテクニックではなく、「相手の問題を解決するために、自分の話を聞いてもらえる状態をつくること」であると説明しました。
また、「フロントはあくまで相手のために取るもの」という考え方が共有され、自分がどう思われるかではなく、相手の課題解決に必要な情報を届けるために、自分自身に興味を持ってもらうことが重要であると解説されました。
講義では、フロントには「表面的フロント」と「本質的フロント」があることも共有されました。
単に肩書きや実績だけを見せるのではなく、“なぜその人の話を聞きたくなるのか”という本質的な魅力を作ることが重要であり、「お金持ち」「経営者」「自由な生活」といった分かりやすい要素だけがフロントではないことが説明されました。
世の中には、特別な肩書きがなくても人を惹きつける人が存在しており、その違いは“相手が話を聞きたくなる状態を作れているかどうか”にあると共有されました。
さらに、フロントを構成する重要要素として、
・見た目・話し方 ・反応力/雰囲気 ・USP(Unique Selling Proposition) ・UVP(Unique Value Proposition) ・基準の高さ ・意外性
などについても解説が行われました。
その中でも、「メラビアンの法則」を用いながら、第一印象や雰囲気が相手に与える影響の大きさについて説明され、話す内容だけでなく、表情やリアクション、空気感まで含めて“フロント”であることが共有されました。
講義の途中ではグループワークも実施され、自己紹介や受講目的のシェアに加え、「自分オリジナルのフロント」を考えるワークが行われました。
また、受講生同士で、「自分ならどのように興味を持ってもらうか」「どんな見せ方が自分らしいフロントになるのか」を深掘りしながら共有し、聞く側の反応や共感性も意識しながら進められました。
(講義を進める三輪氏)
グループワーク後のアウトプットとして、受講生からは以下のような声が寄せられました。
「フロントは自分を大きく見せることだと思っていましたが、相手に話を聞いてもらうための“入り口作り”だと理解できました。」
「見た目や話し方だけでなく、雰囲気や反応力も相手に与える印象を大きく左右すると実感しました。」
「“相手のために興味を持ってもらう”という視点が印象に残りました。」
最後に、三輪氏から受講生に向けて以下のメッセージが送られました。
「フロントは、相手に自分を売り込むためのものではありません。相手の課題解決に必要な情報を届けるために、“この人の話を聞いてみたい”と思ってもらう状態を作ることが本質です。肩書きや実績だけに頼るのではなく、自分らしい魅力や価値を磨きながら、相手目線でフロントを設計できる人になっていきましょう。」