i3NEWS
2026.07.03
2026年7月1日、第4週水曜日の定期セミナー「セールスメソッド講義」が開催されました。
今回のテーマは、『ラポール』です。
講義は、i3 business academyの講師である三輪創琉氏が進行し、受講生同士のグループワークも交えながら実践的に行われました。
三輪氏は冒頭、「営業で最も重要なのは何だと思いますか?」という問いかけから講義をスタートしました。そして、商品やトークよりも先に重要なのは「信頼関係(ラポール)」であり、相手との心理的な距離を縮め、安心して本音を話してもらえる状態をつくることが営業の土台になると説明しました。
また、ラポールは単なる雑談や仲良くなることではなく、相手の価値観や感情を理解し、「この人なら話しても大丈夫」と思ってもらえる関係性を築くことであると解説されました。相手を変えようとするのではなく、まず自分自身が相手を理解する姿勢を持つことが、信頼構築の第一歩であると共有されました。
講義では、ラポールを築くために重要な考え方として、「相手の価値観を尊重すること」「共通点ではなく共感点を見つけること」「相手の話を評価せず受け止めること」「リアクションや表情、声のトーンまで含めて安心感を与えること」などについて解説が行われました。
さらに、人は論理だけでは心を開かず、「理解されている」と感じたときに初めて本音を話すようになることが説明されました。そのため、質問を重ねるだけではなく、相手の感情を言語化しながら寄り添うコミュニケーションの重要性についても共有されました。
講義の途中ではグループワークも実施され、受講生同士でラポールを築く際に意識していることや、相手が安心して話せるコミュニケーションについて意見を共有しました。また、実際の営業場面を想定しながら、ロープレを通して実践的に学びました。

(講義を進める三輪氏)
グループワーク後のアウトプットとして、受講生からは以下のような声が寄せられました。
「ラポールは話し上手になることではなく、相手が安心して話せる空気をつくることだと理解できました。」
「共通点を探すことばかり意識していましたが、相手の感情に共感することの方が信頼関係につながると実感しました。」
「相手を理解しようとする姿勢やリアクション一つで、会話の深さが大きく変わることを学びました。」
「営業だけでなく、普段の人間関係でも活かせる内容だと感じました。」
最後に、三輪氏から受講生に向けて以下のメッセージが送られました。
「ラポールは営業テクニックではなく、人と人との信頼関係を築く力です。相手に興味を持ち、価値観や感情を理解しようとする姿勢があれば、自然と相手は心を開いてくれます。今日学んだことを日常生活から実践し、一つひとつのコミュニケーションを大切に積み重ねていってください。」