2024.07.04
2024年7月3日(水)、第1週水曜日の定期セミナー「6原則スキル講義」が開催されました。
今回の講義は、i3 business academyのメイン講師である漆沢祐樹氏が進行し、テーマは「明確な目標と信念(下巻)」。
はじめに、司会である林講師がアイスブレイクとして心理テストを実施しました。今回は、画面いっぱいに並んだ漢字一覧の中からパッと見て意味の分かる二字熟語を3つ選び、選んだ順位も記録するという内容でした。このテストからは、自分が好きなものや、個性、未来の落とし穴が見えるという内容でした。
冒頭では、先月の上巻の内容である目的と目標の違いをおさらいして、ポイントをまとめました。目標は、紙に書くことで達成する確率が10倍になることを伝え、参加者に今日からやるように促しました。また、目標の設定はポジティブに、実行計画を作るときはネガティブに、計画を実行するときはポジティブにという目標達成のための3つのポイントについて触れました。
(計画の実行について説明する漆沢氏)
下巻である今回は、「計画を実行する」という部分を中心に講義を進めました。計画の実行の際には、‟現状バイアス(偏見)の壁”が現れるということを伝えました。これは、変化を恐れる心理が行動にブレーキをかけることで起き、人間が元々備えている生存本能と防衛本能だと解説しました。
また、「本当の成功の反対は失敗ではなく、何でしょうか?」という問いかけに対して、参加者のほとんどの方が「行動しないこと、チャレンジしないこと」という正解を導きだしました。ですが、分かっていても実行に移せない人が多いのは、‟バイアス(偏見”というブレーキが自分自身にかかっているというロジックを分かりやすく説明しました。
なぜそれがしたかったのか?を考えて、3回以上掘り下げた内容を確認し、『信じろ!今の心を』と自分に言うことが大切だと伝えました。漢字の部分を取ると、「信念」という言葉になると解説しました。そして、信念を貫くのに重要な3つのコウは、「行動力」「公欲」「向上心」だと説明しました。
(ラストメッセージ)
今回の講義の内容を聞いて、参加者からは、「失敗したときのズレの修正が苦手だということに気が付いた。」「徐々に勝率を上げていけばいいという考えが今までの自分になかったので、上手くいかなくても徐々に修正していこうという考えになった。」「今回の講義を聞いて、決めたらやり切らなくてはいけないというプレッシャーから解放され、心が軽くなった。」という感想がでました。
最後に、漆沢氏から受講生へ『選択肢を多く持てるということ、それは…自分で決められる=幸福度が上がる』というメッセージを送りました。
次回は第2週定期セミナーの「88キャリアアップ研修プログラム」を開催予定です。