i3NEWS
2025.11.18
2025年10月15日(水)、第2週水曜日の定期セミナー「6原則スキル講義」が開催されました。
今回の講義は、「営業力と経理力(下巻)」をテーマに、i3 business academyの講師である三輪創琉氏が進行し、その後、受講生によるアウトプットコーナーも設けられました。
三輪氏は冒頭、「目の前の問題を解決できる可能性が高まる」「論理的思考力が飛躍的に高まる」「プレゼンテーションに説得力や信頼感が生まれる」といった、今回の講義をマスターすることで得られるメリットを紹介しました。
講義の主な内容は以下の通りです。
– 経理とは「物事をすべて数値化すること」
– 数値化のメリット
– 目標達成までに何をすべきか、具体的なアクションが見えてくる
– 数値化をすることで人は動き出し、モチベーションが高まる
– 問題解決の50%は「問題を作ること」、残りの50%が「解決すること」
– 問題を数字に置き換えれば、現状を正しく把握し、根本的な要因を明確にできる
– 正しい数値化のポイントは「未来から逆算して考えること」
具体例として、不動産営業のAさんのケースを取り上げ、初回接触から正式契約までの数字をすべて数値化し、現状分析の重要性を説明しました。
グループワークでは、営業の技をテーマに、自己紹介や役割決めを行い、それぞれの感じたことをシェア。聞く側の反応や共感性も意識しながら、深掘りも実践しました。

(講義を進める三輪氏)
数値化できたら、次はPDCAサイクルを回すことの重要性について解説されました。
– P(計画):問題を数式で構造化し、数字の関係を理解して計画を立案
– D(実行):計画を実行する
– C(検証):計画と実行の差異を分析し、問題点を優先順位付けして把握する
– A(改善):改善策を考案する
グループワーク後のアウトプットとして、受講生からは以下のような声が寄せられました。
「数字で現状を把握することで、無駄に悩む時間が減ることを実感しました。」
「ゴールから逆算して計画を立てる習慣を身につけたいです。」
「PDCAサイクルを意識して業務に取り組むことで、改善点が明確になりました。」
「問題解決の50%は“問題を作ること”という考え方が新鮮でした。」
最後に、三輪氏から受講生に向けて以下のメッセージが送られました。
「現状を数値化し、ゴールから逆算して計画を立てることが大切です。PDCAサイクルを活用し、常に改善を意識しながら行動しましょう。問題を明確にすることで、解決への道が半分は開けます。日々の積み重ねを大切にしてください。」